コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

[ザワクラ]品川大井町海岸散歩

11/21に、品川駅から海岸線沿いに散歩をしました。

全経路と撮影位置


(画像をクリックすると大きな地図が表示されます)

1.「自然はおいしい」全農


自然のままじゃおいしくないからいろいろ手をかけるんだよね。

2. 大井支所にむかう新幹線の支線


しばらく待っていたけど、新幹線は通りませんでした。

3. 港清掃工場


4. 警視庁東京湾岸署別館

5. 横浜倉庫カネボウのビルの斜面についている、"YOKOSO"の文字


直角三角形をした横浜倉庫カネボウのビルの斜面についている、"YOKOSO"の文字。
すみません。コメントでご指摘をいただきました。以下の記述は大間違いです。「横浜倉庫」の略で"YOKOSO"だそうです。ゴメンナサイ。
ググったら一発で出てくるなあ。思いこみは怖い。というか、いままでの間違いをどうやって訂正すべきか、ちょっと茫然としております。
日本語の「ようこそ」をローマ字で表記しているのだと思うのですが、誰にむかってなんのためにわざわざここにそう書くのか、いまもって不明だなあ。
ひょっとして、上空の飛行機に乗った外国人が見て、「オウ、"YOKOSO"トハ、ニホンゴデ"Welcome"ノコトデ〜ス、ニホンジン、ワタシタチヲ、カンゲイシテイマ〜ス」となることを期待しているのでしょうか。
「For Beautiful Human Life」といいこれといい、カネボウの昔のキャッチコピーはいまいち意図がわかりません。
そういう時代だったのでしょうが。

6. コンテナヤード


コンテナが三段積み、四段積みになっていました。
どんな機械でこんなに整然と詰めるんだろう。

7. ストラドルキャリア


……と思っていたら、突然視界のなかにこいつが現れ、コンテナヤードの中でコンテナを積んだり降ろしたり、まるで積木遊びのように整理整頓をしていました。
へぇ〜、初めて見ますこれ。

8. 9. ガントリークレーン


おなじみガントリークレーン。船荷の積み降ろしをします。

10. 12. 14. 15. シールド発進基地

さて、若潮橋を通って、大井火力発電所のある島に渡ると、なにかの工事現場が。


なるほど、これが中央環状品川線の工事現場ですか。
高校時代の先輩のmixi日記で見ましたが、こんなところにあるとは。

いまこの地下には、こういうカッターヘッドが発進を待っているのですね。
10名以上集まれば、見学にも対応してくれるそうなのですが、あと9名集まらないかなあ。

18. 三菱uni


"uni"はラテン語の1で、"mono"はギリシャ語の1です。
三菱とトンボの、そういう戦い。

19. ジュネーブ平和通り


ちょっとこれはどうなんでしょうか。このフランス語の銘板はジュネーブからいただいたものらしいのですが、街なみに全然そぐわないような。「平和通り」だしなあ。

20. "THIS IS IT"を品川「プリンス」シネマで見ました


値段分は十分に楽しめました。
しかし、全体的になんだか痛々しく、やっぱりこれは「未完となるべく作られた」コンサートだったような気がしてしようがありません。

今日の一枚

シールドマシンφ12.53m。人がごまつぶのようです。
【2009年11月21日 東京都港区〜品川区〜港区】

ウテナクリーム

おひさしぶりです。
生存報告がわりにちょっとだけ。阿川弘之『井上成美』のなかに出てくる忘れがたいシーンをご紹介します。
大東亜戦争のさなか、トラック島で働くノブ子という娘が内地に戻ろうとしたが、乗った船が途中で撃沈されてしまう。
海に投げ出された乗客たちは、木切れにしがみついて励ましあいながら三週間あまり漂流する。

二十二日後、願ひが届いたかのやうに友軍機が見つけてくれ、その翌々日には第二長安丸といふ船が迎へにあらはれた。全員無事本船に移されて、次の日トラックへ帰り着くことが出来た。携帯品一切を失つたノブ子は、第二長安丸の船員にもらつたウテナクリームの瓶一つ、大事に持つて、着のみ着のまま、大方一と月ぶりの夏島の桟橋に上陸した。海軍病院へ運ばれる時も検査の時も、掌にクリームの瓶を握りしめて離さうとしない彼女を、「やつぱり女の子だなあ」と人々が笑つた。
阿川弘之『井上成美』新潮文庫 322ページ*1

阿川弘之って、顔に似合わず描写がこまやかないい文章を書くでしょ。

今日の一枚

東京駅構内地下商店街「グランスタ」にあるオブジェ、銀の鈴

*1:文庫版は現代かな表記ですが、阿川さんは正字正かなで書いたはずなので、正かなに修正しました。誤りがありましたらお知らせください。

ビューラーフォビア

ずっと前にアメリカで買った「Amy*1が教えてくれる、男の子の秘密」という本にこうあった。

なぜだか、男の子はみんな"eyelash curler"をひどく怖がるの。
だからわたしは、寝るときにはいつも枕の下にひとつ忍ばせてるわ。
護身用にね。

なぜその秘密を?!
"eyelash curler"―アイラッシュカーラーはビューラーとも呼ばれる化粧道具で、日本語でいうとすれば、「まつ毛そっくり返し器」。
以前からあの物体にはなんともいえない恐怖を感じていた。幼少のころ、母が使っているのを見て泣きだしたような気もする。
この恐れは自分だけの特殊な感情だと思っていたが、遠く離れた米国の男性にもそういう傾向があるらしい。
ということは、これは遺伝子、それも性決定遺伝子に情報が書きこまれているにちがいない。
きっと、男性のY染色体上、AGCT(アデニン、グアシン、シトシン、チミン)の連鎖からなるアミノ酸配列の一部が、

...GGACTTTIAMAFRAIDOFEYELASHCURLERSCCCAGAC...

のようになっているのだろう。
われながら大発見だと思うが、残念ながら、遺伝子配列を解析したり、世界各地の男性にビューラーを見せて反応を観察するフィールドワークをおこなったり、チンパンジー等の近縁の種に同様の実験を実施したりという時間がとれそうにない。
発見の栄誉は実証した人にゆずることとし、今後の研究を待ちたい。

今日の一枚

横須賀海軍バーガー。
食べたい。
こんどフイっと行ってみようか。

おまけ

お客さまのなかに、まつ毛カーラーが怖いという男性はいらっしゃいませんか?
もしいらっしゃいましたら、お近くのコメント欄にお知らせください。

*1:だか"Lisa"だか、とにかくそんな名前。うろ覚えです。

野毛山とかマズローとか

もう先月のことになるが、「昭和の日」に、友人の娘さんと連れだって、横浜は野毛山動物園に行ってきた。
入場無料のすてきな動物園だ。

キリンさん


撮影した日にハイクの「動物写真」にアップしていたら、id:usauraraさんに、「http://d.hatena.ne.jp/usaurara/20090502/1241238309」で絵を描いていただいた。光栄です。
ところで、キリンやゾウには、なんとなく「さん」付けしたくなるよね。なんで?

ダイコクネズミ


触り放題だった。

白いクジャク

こちらがカメラを構えると、期待されていることがわかるのか、羽根を広げてくれる。
ついでに、ぐるっと一周してくれたりして。これは背後から。

動物たちは人間に「承認」してもらうのも嬉しいんだな、とか、あの小さな頭にそんな学習をさせなくても、とか、いやいや、本来のものとは違うけれど、これも「生きがい」のひとつなんだ、とか。
なんだか切なかった。
【2009年04月29日 横浜市西区

今日の一枚

ヒヨコ。