(しつこくつづき)そんなある日、
主人公が夜道を歩いていると、道の先で数人の侍が大勢の浪人らしきものたちに襲われているのが見えました。
「やいやいやいっ。多勢に無勢たぁ卑怯だぜっ」やっと板についてきた江戸弁でまくしたてると、手にもっていた道具箱と大工道具で加勢にはいります。
(あれ、大工という設定だったっけ?)
彼自身も浅手を負いながらやっと浪人たちを撃退したときには、侍たちはみな倒れていました。助けおこそうとするのですが、ほとんどみなこときれており、ただひとり虫の息だった血まみれの侍を、かろうじて長屋にはこび、介抱しました。