ロボコン
きょうも休み。うれしいなあ。
ゆっくり起きだし、冷蔵庫の中の豚肉と冷凍ご飯、台所にころがっていたニンニク、そして、賞味期限がきれて過熟成になっているキムチを使ってキムチチャーハンを作り、おそい朝食をとる。テレビをつけると、NHKで「頭脳全開!精鋭20大学 ABUロボコン日本代表選考会 − ABUロボコン大会 −」をやっていた。アタリだった。
ロボコン*1はあたえられた課題にそって各チームがアイデアをつくし、手動ロボット、自動ロボットを駆使して高得点を競う技術コンテストである。
今回は、9月にソウルで行われるABU(アジア放送連合会…、かな?)大会の日本予選という位置づけ。テーマは橋の形成と荷物の搬送。織姫に彦星が贈りものを渡すという「七夕じたて」になっていた。
競技は対戦式で行われ、勝敗は織姫に擬されたメインのターゲットにどちらが荷物をのせたかで決定される。どちらも荷物をのせられない場合は、橋の構築や荷物の移動等、いろいろな課題をクリアしてもらえる得点の合計が大きい方が勝者となる。メインのターゲットはひとつだけであるため、いかに相手より速くメインのターゲットに荷物を運ぶかも重要なファクターとなる。
そのなかで、東京大学と金沢工業大学*2の作戦がすごかった。開始直後に自動マシンがターゲットのまわりにかけつけ、相手チームがターゲットに荷物をのせられないようにブロックしてしまうのだ。特に東京大学のマシンがターゲットの上部に完全にシートをかけ、自分のチームさえも荷物をのせられないようにしてしまうのにはあっけにとられた。そうやって、自分にも相手にも一発勝利のチャンスをあたえないようにして、他のポイントを着実にかせいでいくという作戦だ。う〜ん、東大らしいというかなんというか。
みていると、東京大学の「他のポイントを着実にかせぐマシン」も非常によくデザインされていて、小荷物を低得点ターゲットに速く着実に美しく積みあげていくさまには感動した。
そして、マシンの安定性もすばらしかった。他校が作成した非常によいアイデアのロボットたちがマシントラブルやちょっとした段差へのつまづきで敗退してゆくなか、東大はマシンの故障もなく、絶大の強さをほこっていた。設計がいいんでしょうね。一部分に無理をさせないように練られてあるんでしょう。そして、用意周到さ。途中、例の邪魔者自動マシンがメインのターゲットにずれた方角から近づいたときにはちょっとひやっとしたが、難なく方向を補正して目的を達していた。あとでインタビューされたメンバは、「いえ、そういうのもプログラムしてくれていましたので大丈夫でした」とあっさり。
優勝は案の定東京大学*3。かしこそうな機械オタクにいちゃんたちが平然とした風でならぶ。いや、内心はもちょっと嬉しいんだとおもうが。大喜びするとあとで「なんだあいつ、あの程度で」と学内でいわれるのでしょうか。
でも、文句なしの優勝です。感服つかまつりました。
それにしても、東大って、やることにかわいげがないねえ。まるで子供プロレスに力道山が参加しているようでしたよ…。