コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

非ネイティブ

りかさんの写真日記「ののほほん」に、ホームステイをしている娘さんがアメリカで誕生日を祝ってもらった話(id:rikarin:20040721)があった。
文章にそえてあるバースデーケーキの写真がおもしろい。画像がちいさくてよくわからないが、ケーキになにか書いてあるのだ。気になる。
目をほそめ、想像力をはたらかせながら見る。男の子であるわたしは、こういう画像が見づらいときにはどうすればいいかを知っている。はからずも修行をつんでしまった結果だ。本欄の品位をたもつため、修行の詳細ははぶく。
どうやら、

Koufukuna
Tanjoubi
Misora!

とあるようだ。
「幸福な誕生日」か。なるほど。"Happy Birthday!"を日本語でどう書くか、英和辞典で一単語づつしらべ、書いてくれたのだろう。
こういうの、ありがたいですね。気持ちがつたわってくる。
そして逆に、自分の下手な英語をつかってもそれなりに意をつたえることができるのだという自信も、ちょっともらったような気がする。
大事なのは、文法的にあやまりなきことでも、ネイティブっぽい言いまわしに凝ることでもない。だれも非ネイティブにそんなことは求めていやしない。
本当に大事なのは、下手でもかまわない、とにかく伝えようとすること、そして、漠然とした言いかたになるが、気持ちをこめることなのだ。