コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

キャベツづくし

今日は夏休みなので他愛ない話を。
わたしのサイトの掲示板につけた名前は、すべてキャベツと関係がある。
別に意味はない。普通の掲示板、「キャベツのせん切り」だけには由来がある。先日書いたように、『いつもポケットにショパン』(くらもちふさこ集英社漫画文庫)のなかのエピソードからとった。
なぜ掲示板にそんな名前をつけたのか、多分、「らしい」名前をつけたくなかったのだろう。もちろん、キャベツが好きなこともあるし、ずっと前に読んだ名作マンガ、『乱調家出講座 キャベツを食べた朝 唐草模様のデカ風呂敷をかかえて』*1 (しらいしあい著 たしか集英社)の影響も、まあすこしはあった。今思いだしたが、就職して入った新人寮は高台にあって、そのとなりはキャベツ畑*2だった。わたしの人生にはキャベツが通奏低音のようにかかわっているのだ。
その後、オフ掲示板(現在休止中)を作るときに、定番オフ会場である秋葉原村役場の人気メニュー、「キャベツの一夜漬け」から名前をいただいて、キャベツづくしにすればあまり悩まなくてもいいことに気づいた。
それから、ザウアークラウト(画像日記兼掲示板)、キャベツ畑(アンテナ)、コールスロー(ケータイ日記)と名前をつけてゆき、現在にいたるわけだ。
あ、もうひとつ思いだした。昔、IRCを使ってチャットしていたときには、「キャベツのみじん切り」を略して「キャベじん」(Cabagin)というチャンネル名を使用していたなあ。もちろん、「キャベジンコーワ」と同じスペルです。
実は、サイトを開設したときには、名前や表示などは、すべて本仕立てにしようと考えていた。トップページのタイトルバナーは、「1999年05月30日 初版第一刷発行」と奥付をまねており、カウンターはある本*3のノンブル*4からとっているし、「巻頭言」(ひとことギャグ)、「目次」と、本の要素を取りいれようとしている。そういえば以前はフォントの色や背景色もちょっと日にやけた本をわざわざスキャナにかけ、その色を使っていたっけ。
ということで、わがサイト「ほんとなんせんす」の編集方針は、「キャベせん」前(B.C. : Before Cabasen)と、「キャベせん」後(A.D. : After Disruption)とで大きくことなっているわけである。
いや、B.C. が「の時代」、A.D. が「ナンセンスの時代」だと思えば、「これでやっと調和がとれた」ということか。
なんだかあっさり書くつもりが、ずいぶん一生懸命思いだしているなあ。
Webサイトの書誌学的回想、でした。

*1:ごく普通の家庭から突発的に家出した少女がゲイのオニィさんにかくまってもらう、ゲイマンガの嚆矢。

*2:このキャベツ畑が一夜にして芋畑に変わっていたエピソードはまたの機会に。

*3:ポーランド文学の贈りもの』(関口 時正〔ほか〕訳 恒文社)です。その節はありがとうございました。

*4:ページ番号のことを業界ではこう呼ぶ。フランス語らしい。