タスマニア
日本人にはカルシウムが足りない。
ビタミンもミネラルも不足している。
食物繊維の不足は、わざわざココアで補強せねばならぬほどだし、ポリフェノールもワインを飲んでおぎなう必要があるという。
アホか。
ちょっと考えるだけでいい、頭の中で「国民に栄養がゆきわたっている国リスト」を作ってみてほしい。日本は何番目だろうか。多分一位か二位、それが過大評価だとしても、十位より下になることはないだろう。
では、世界の最長寿国は? ごぞんじないかた、まあ調べてみてください。
実は栄養は不足してなどいない。なのに、なぜわれわれはこんなにも栄養不足を憂えているのか。
それは、われわれの主たる情報源であるテレビ放送システムの性格による。
テレビの存在理由はわれわれに娯楽や役立つ情報を提供することではない。一番の使命は、われわれになにかを買わせることである。
だから、不足を騒いでも過剰には口をつぐむ。カロリー過多には節食が一番なのに、それはいわず、かえってカロリーカットの薬品を売りつける。
結果、世は栄養過多が原因の生活習慣病が花盛りである。
テレビに頭をあずけるのは危険ですよ。