コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

重箱の隅というか湯桶の隅というか

職場で朝社員が集まり挨拶や連絡やときには表彰をする行事を「朝礼」(ちょうれい)と呼んでいる。
最近のわが部署では、フレックスタイム制の導入等によって各メンバの出勤時間が揃わなくなり、これを昼休み直後や定時直後に実施する。
しかし「今日の朝礼は午後イチね」というのも変なので、それぞれ「昼礼」(ちゅうれい)、「夕礼」(ゆうれい)と呼んでいるのだが、この「夕礼」にどうも違和感がある。
その理由を考えたり考えなかったりで十数年過ごしてきたが、先日電車のなかでぼーっとしているときに気づいた。
「夕礼」だけ湯桶読みじゃん。
原因がわかれば対策も簡単だ。「夕」の音読みを使えばいいのだが、なんだったっけ。ああ、「一朝一夕」(いっちょういっせき)というから「せき」だ。「夕礼」は「せきれい」と読むべし。
と思ったけど、すでに通用している語ならいざ知らず、「せきれい」ではなんのことかわからないよな。
それに、それが簡単に流通するようならば、「夕刊」はとっくに「せきかん」になってるだろうし。
と、全然人類の役にたたなさそうな結論を出して、最寄り駅でクレーンゲームをやりました。
……ドラちゃん取れんかった。