コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

投票の不思議

さて選挙です。気合いを入れてまいりましょう。
でもあまり候補者や各党の公約について調べていません。こんな奴が投票してよいのでしょうか。
そういえば、むかし、酒場で知り合った人に、「いやぁ、選挙って、行ったことがないんですよ」というと、「それなら君は政治について不満をのべる権利はないな。君は愚民だ」などと言われたことがあります。結構こういうコトいう人おおいような気がする。
しかしそれは不思議な理屈です。普通、ものごとに対して責任をとるのは「やったほう」で「やらなかったほう」ではありません。たとえば仕事でのミスに対し、文句をいうのは「ミスをしなかった人」です。ミスをしておいてみずから「おまえらはミスをしなかったのだから、ミスをした人間に文句をいう権利はない」などとのべていたら、それはちょっとヘンな人。
そうすると、投票に行った人が「政治に対して責任をとる」側で、投票に行かなかった人が「政治に対して不満をのべる」側である方が自然でしょう。
ところが、こういうことを主張する人たちにとって、投票に行くことは絶対的な正義です。そして、正義のうえにあぐらをかくと、こういう矛盾も見えなくなってしまうのです。
なんてことを酒場でいうとケンカになるのでよしましょう。