2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧
朝顔。
「そもそも」を考えるのがすきだ。今日は笑いについて考えてみる。 笑いは人間にしかない高等な精神作用だという。 本当にそうだろうか。 あくまでもわたしの印象だが、人間に固有の能力といわれているものは、ただ単に動物一般がもっている機能の拡張あるい…
椎茸。我々はそんなにしいたげられていません。
テレビや新聞などで、発言者が「こんな国に生まれて」と日本のことをけなすたびにおもう。 じゃあ、どんな国ならよいのだ。 思考実験をしてみよう。もう一度どこかの国のだれかにうまれかり、まったく別の人生を送ることができるとする。 ただし、ルールがあ…
遠き花火。
ときおり本欄にありがたいコメントをくださるhiromiさんは文章の達人だ。 今日は、hiromiさんのサイト内の日記「ひとりごと」2004年9月27日分、米軍での最後の仕事の話を読み、敬服した。 そして、思いだしたことがある。 もう十年前か。ニューヨークの片田…
巡礼案内版@秩父。
スポーツにルールや制限があるように、人間と社会にも制限が存在する。たとえば次のようなものである。 人間は、一定期間ものを食べないと死んでしまう。 人間は、生体活動の維持のためだけではなく、社会的活動のためにもエネルギーを使う。 適当な栄養補給…
館山銀座。
仕事をさぼり喫茶店で一服していると、隣の若いサラリーマンたちの会話が耳に入ってきた。 「オレはね、大学で心理学を専攻したから、人の心の動きはわかるんだよ。こういう会話をしていてもね」 大したものだ。心理学というのはすごい学問だな。人の心がわ…
道界。
信じられないニュースが新聞に載っているという。まさかと思い各社Web版を確認すると毎日と産経に本当にあった。 すごい。これで日本の未来は安泰だ。 「天動説」とは、地球を静止したものとみなし天体の動きを記述する考えかたと計算法。有名なプトレマイオ…
ベンチャーズ四十五周年来日公演ポスター。
オイラーは数学者、天才数学者 オイラーがおこれば虚数を呼ぶぜ 喧嘩代わりに級数解けば 無理数の壁もふっとぶぜ (台詞) この野郎、かゝってこい! 最初はだ。 ホラ右カッコ…… オット左辺を乗*1…… 畜生、か、やりやがったな、 倍にして返すぜ *2だ、素数だ、…
雲。品川上空。
記憶しているかぎり、週刊文春の連載を読み二回感心した。 ひとつはキリンの首が長くなった理由の考察。 竹内は、キリンはより高い枝の木の葉を食べようとするために首をのばしたのではないという。それではどういう理由なのかというと、まず足が長くなった…
銭湯ギャラリー門灯。
毎号週刊文春を買っている。 もちろん、高島俊男さんの連載「お言葉ですが」を読むためであるが、それ(と阿川佐和子の対談)だけで捨ててしまうのはもったいない気がして、ほかの連載も読む。 さすが文春、他の執筆陣も感心する書き手ばかりなのだが、最近…
数学や物理の解説書を読んでいると、昔はバラバラだった各種理論が、より整合性のある一つの大きな理論にまとまる、という話によくであう。 こういう話を読むと、もちろん感動するのだが、わりきれないものも感じてしまう。 ひょっとしてそれは、生物の知覚…
ストライキとは、雇用者への抗議行動である。単なるデモンストレーションではなく、雇用者の収入減を武器としている。「収入減がいやなら、待遇改善をせよ」、という作戦である。 しかし、球団合併やプロ野球の縮小は、収入減、というよりは赤字拡大が問題と…