コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

ペンギン

以前どこかの水族館に行ったときに、ペンギンの特集をしていた。いろいろな展示があったが、一番印象に残っているのが、「水のなかを『飛ぶ』鳥」というタイトルだった。
それまで、ペンギンは泳ぐものだとばかり思っていたので、おどろいた。
考えてみると、空気も水も同じ流体で、羽を使って流体の反作用を推進力に変えるという基本デザインは変わっていない。あとは流体の密度にあわせ、羽を太く短く力強くしただけなのだ。
あらかた展示を見終わったあと、ペンギンの水槽の前に立った。ペンギン泳法を見ながら、「うん、やっぱり飛んでいる」とあらためて納得。
ま、要するに、ある固定観念から別の固定観念に乗りかえただけなんですけどね。