コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

(つづき)

昨日は「作者の周到な計算」などと書いてしまったが、わたしはまだ、作者がどのくらいこの物語のゆくすえを把握して描いているのかはかりかねている。いや、そんなこと「はから」なくても、ただ作品を楽しめばいいことはわかっているのだ。いるのだが、今はこの作品にとりつかれている。そして、暇があれば無益な分析作業をおこなってしまう。これはひょっとして、ゆがんだ愛の形ってやつですか。(つづく)