コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

モンモンしょったむすめさん

駅のエスカレーターで前に立っていた女の子、シャツとジーンズのすき間から見えた肌が青かった。
あれっと思い、もう一度見てみると、どうやら刺青(ほりもの)のようだ。かなり大きい。背中一面にありそう。
エスカレーターからおりるときにちらっと顔をのぞくと、ごく普通の女の子でした。ほんとにフツー。
よけいなお世話であることは百も承知で、考えてしまう。
なぜに?
プロポーションよさそうなのに、それじゃあビキニは似合わないよ。
ワンピースだって白系はつらいよ。
銭湯にも行きづらい。
サウナやホテルのプールなんか、最初からことわられちゃうよ。
それにしてもなぜに?
昔は、「身体髪膚、之を父母に受く。敢えて毀傷せざるは孝の始めなり」と言ってたけど、それをおしてでも入れる必要があったのか。
なんだかよけいなお世話ですっかり悲しくなって帰宅。