コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

電球ジョーク

アメリカのジョークにはいろいろな型がある。
たとえば、わたしが好きな型のひとつに「切れた電球を交換するのに何人の××が必要か」というものがある。「××」に人種や職業をいれ、思わずニヤッとする回答を用意すればいっちょあがりである。回答は大抵、人数と理由となる。もちろんよくできたジョークなんてそうそう思いつくわけもないから、だれかから聞いたものをまた人に話すのである。
わたしが読んだり聞いたりした名作の例を。

切れた電球を交換するのに何人のポーランド人が必要か。
二人。一人が脚立にのぼって電球をつかみ、もう一人が脚立をまわす。

もうひとつ。

切れた電球を交換するのに、何人のフェミニスト*1が必要か。
二人。一人が電球を交換する。もう一人がそれを単純労働を強いられている女性の立場から研究し、論文をかく。

こういう、「なんとなく間のぬけた感じ」が「電球ジョーク」の身上なのだとおもう。
「何人の日本人が…」の名作も紹介したいが、実はひとつも知らない。
こういうジョークの常で、日本人の耳には入ってこないようになっているらしい。残念。

*1:女権拡大運動家。