コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

ナショナリズム

最近聞いた話。だれからかは失念。
アメリカ在住の友人が、「オリンピックがつまらない」とこぼすらしい。理由をきくと、アメリカのオリンピック番組では、アメリカ選手の競技しか放映しないのだそうだ。
どの国も同じなのではないかと聞くと、アメリカは徹底しているという。自国の選手が敗退すると、以後その競技は存在せぬがごとくあつかわれるらしい。ホントかね。
話半分に聞いても、まあありうることでしょうね。アメリカは自分にしか関心がないジャイアンなのだ。
しかし、それが悪いかというと、そうともいえないとおもう。国民が自国に関心をもつのは自然なことである。逆に、他国ばかりに関心がゆくようでは、その国には国家としての存在意義がないだろう。
以前、サッカーで日本がロシアをやぶったとき、モスクワで暴動がおきた。最近中国でも同じようなことがおこっている。
かつての交戦国ならありうるのだろう。
逆に日本では、スポーツでは暴動はおこりそうにない。そのことを誇りにおもうが、多くの国では、「あまい」とか、「愛国心の欠如」とみなされるのかも。