長さの単位とアインシュタインの方程式
リチャード・ファインマンの本だったとおもう。アインシュタインの方程式、
をあつかっている個所にこうあった。
の部分は、単位としてメートル法を使用しているためにつけくわえなければならないもので、長さの単位を「一秒間に光がすすむ距離」と定義すれば、となり、質量は完全にエネルギーと等価になる。(大意)
それまでこの式をみながら「すごいけど、美しくないなぁ、ってなんなんだよ」とおもっていたわたしは不明をはじ、光の移動距離を使用した単位系での再計算をちかった。
ちかってからもう十年以上放ってある。
あ、はいはい、いまやりますから。
簡単に次元式でみてみよう。通勤中で手もとに参考書がないため、力学関連の公式を記憶のかぎり材料にする。
(は移動距離)
最初の式に次元を代入して、
エネルギーの次元式: *1
なるほど。
Eに長さの二乗がはいるから右辺にも光速の二乗をかけて調整するわけだ。こんな簡単な計算を十数年も放っておいたのか。
- 今日の教訓
- すぐやれ。
*1:あやまりの指摘、大歓迎です。