コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

箴言よりも歌詞にたすけられる。

どちらかというと音痴の部類に属するのだが音楽は好きだ。特にピアノと女性ボーカルが好きで、調子のよいときにはいつも頭のなかで大塚愛aiko矢野顕子谷山浩子の音楽が鳴っている。周囲の証言によると、鳴っているだけでなく時々口から音もれするらしい。四十のおっさんが「泣き泣きの一日や〜、自転車の旅、書きあらわされない、だって多いんだモン♪」とか「すこし背の高いあなたの耳に寄せたオデコ、甘い匂いに酔いしれるわたしはカブトムシ〜♪」なんて口ずさんでいるわけだ。不気味だ。周囲の人間にうまれなくてよかった。
そういうわたしなので、なにかの拍子にふと出てきて自分をはげましてくれるのも歌詞である。以下わたしがおりにふれて思いだす名フレーズを。

それは運命が用意してくれた大切なレッスン♪

松任谷由実の『ダンデライオン』から。仕事や人間関係でつらいときにはこれが頭のなかに響く。ボーカルは原田知世でおねがいします。

お酒なんかで、ごまかさないで。ほんとの自分を、じっと見つめて♪

欧陽菲菲の名曲『Love is over.』から。シチュエーションは略。いままで生きながらえてきたのはこの曲のおかげかも。