コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

まっとうな商売をする。

堤義明は一円も納税しない日本一の金持ちとして有名だった。
二十数年前その話を聞いたときに、「そのうちにツケを払わされるぞ」と思っていたため、今回の事件も意外ではなかった。
人間は「生かされている」といわれるが、自然人ならぬ法人もおなじことだ。社会から存在をゆるされ、社会に貢献しながら利益を追求する。
いや、利益は社会貢献のみかえりだと思った方がよい。これは願望こみの見解だが、利己的でがめつい人間が友達をうしなってゆくように、企業も商売相手や社会の利益を考え行動しなければ存在する意味はなく、消えさる運命にある。
そして、企業のトップが腐敗しているとその毒はやがて総身にまわり、組織全体が死をむかえる。
西武系の書店はリブロという名で、西武百貨店西友の中にある。本の種類も冊数も十分なのだが、書店の精(本玉か?)のようなものがおらず、早晩行く気がうせてしまう。先日リニューアルした船橋西武をおとづれそれを痛感した。
一応リブロがどうなったか確認すると、前より数段よくなっていたのだ。みちがえた。
「西武もやる気になったか」と感心し本を買うと、カバーには「三省堂書店」とあった。