あてずっぽう語源説 ― ハナコさん
私製未検証の語源説を思いつくままご披露したい。誤り等は遠慮なくご指摘ください。
ハナコさん
「ピンポンパン体操」(阿久悠作詞 小林亜星作曲)では、最初は子供だけが踊り、途中から母親が参加する。合図となるのは次の歌詞だ。
なぜハナコなのか。子供のころから不思議だった。ちなみにわたしの母の名は冨士子だ。ちなんでないって。
この三十年来の疑問が先日ようやくとけた。気がする。
「ハナコさん〜♪」の部分では、曲調がハワイアンとなる。ハワイアンの楽器といえばスチールギター、もあるけど、ウクレレとしたい。
ウクレレのチューニングはギターの一弦から四弦を五フレット高くしたものだが、四弦だけはさらに一オクターブ高くなっている。このため、四弦から一弦まで順に弾きおろすと、独特の、ちょっとさみしい旋律が聞こえる。日本のウクレレ界では古来この旋律に「ハ・ナ・コ・さ〜ん」と歌詞をつけ歌ってきた。これにちなみ、阿久悠は不特定の女性名を「ハナコさん」としたのだと思う。
ん? 普通は詩が先かぁ。
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樽平@銀座。