コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

アホ話礼賛

秋葉原の居酒屋〔村役場〕の村長が土曜日を最後に引退するというので、休出を途中できりあげ、かけつけた。
「一人ね」と言いながら入ってみると、「おや!!」と声がかかる。いつものメンバが四人もいる。早めに切りあげるといっていたのに、夕方四時半くらいから長居していたらしい。もう四時間たってるよ。バカだこいつら。
早速合流してバカ話に興じる。
「金、とったんだって?」
「うん、フィギュアで」
「え? 海洋堂が参加してたの? あそこなら世界トップクラスだからね」
「そのフィギュアじゃないよっ」
「でも、金メダルといっても、金無垢じゃないんだよね」
「そうそう。鉛かなにかにメッキしてるんでしよ」
「だから、一位になった人がメダルをかじってるけど、あれで真贋はわかんないんだよ」
「やっぱり比重をはからなきゃ」
「比重といえば、アルキメデスの出番かぁ。でもそれは危険だね」
「だね。本物の金メダルなのに、偽物だと見やぶられちゃう」
「いきなり水に入れられてさ」
「それでアルちゃんに、鬼の首でもとったような顔つきで、しかもフルチンで金メダルもって「エウレカ!! エウレカ!!」なんて叫びながら街中を走られでもした日には……」
「う〜ん、いくら昔は裸で競技していたといってもなぁ。オリンピックの威厳も、物理学者の威厳もだいなしだよ」
一同「たしかに」

本日の結論

アルキメデスには金メダルを見せないのが、おたがいのためかも。

画像

堀江メール(部分)。