コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

ふたたび自分で計算してみる

オリンピックのメダルの重さが気になる。調べてみた。

サイズ

夏期オリンピックのメダルは、直径60ミリメートル、厚さ3ミリメートルときまっている。

素材

銅メダルと銀メダルの素材は名称どおり銅と銀だが、金メダルは銀に最低6グラムの金メッキをしたもの。

素材の密度

ネットでみつけた金属元素の性質をまとめた表を抜粋。

元素名 密度
19.32(21℃)
10.50(21℃)
8.96(20℃)

計算

メダルをひらたい円柱だと考える。刻印等は無視。底面の半径をr、高さをh、体積をVとすると、
V=\pi r^2h
r=3, h=0.3だから、V=\pi\times 3^2\times 0.3=3.14\times 9\times 0.3=8.48[cm^3]
各元素の密度をかけ、
銅メダルの重さ=8.48\times 8.96=75.98[g]
銀メダルの重さ=8.48\times 10.5=89.0[g]
金メダルの重さ=89.0+6=96.0[g]
銅と金の差は約20グラム。びみょ〜。
もし金メダルが金でできていたらどうか。
純金メダルの重さ=8.48\times 19.3=164[g]
他のメダルの2倍くらい重い。
いや「金は重い」んですねぇ。比喩的にも、実際にも。

画像

札幌のいかさし。