元日の空

あけましておめでとうございます。（通常版）

季節のご挨拶を申しあげます。（通常版でさしつかえのある場合）

昨年は大変お世話になりました。
更新もコメントへのお返事も途絶えがちなぐうたらブログですが、ときどき思いだしてお立ちよりいただければさいわいです。
本年もよろしくおねがいいたします。

画像（写真日記今日の空）

一月一日の晴天率はとても高いと聞いたことがあります。
たしかに思いかえしてみると、福岡にいるときも、上京してからも、雨の元旦をすごしたという記憶がありません（データは未確認ですが）。
もちろん、いまも雪が降りつづけている地域もあるのでしょうが、個人的には「正月」と聞くと、前日までのさわぎがうそのような、このなんだかまぬけな雰囲気と、不必要なまでにぽかんと晴れた空に凧がぽつりぽつりとあがっている風景を思いだすのです。

　去年今年貫く棒の如きもの　　虚子

【2008年01月01日 千葉県船橋市】

おまけ - 年賀状に書こうとして心ある人にとめられたネタ

最近は季節感がとぼしくなって、いつがクリスマスだか正月だかよくわからなくなりました。小売業などはそれでは商売あがったりなので、ハロウィンなどの新たなイベントを持ってきたりクリスマスキャンペーンの期間をのばしたりして少しでも多くの人の注意をひこうとしているようですが、それがかえって「期間限定イベント」のありがたみを薄れさせてしまうという悪循環に陥っているように感じます。
歳のせいかもしれませんが、わたしも最近は新年に対して子供のころワクワクと待ちのぞんでいたような「年があらたまる感じ」ではなく、「大晦日のつぎの日」くらいの感慨しかいだけず、かといってその気分を昔のものと交換することもならず、さみしく感じております。で一句。

　去年今年貫く棒もEDか　　秋穂

……やはり年賀状に書かなくて正解だったな。うん。