わたしが子供の頃には、「犬とり」がいた、らしい。みたことはない。都市伝説の一種だったのかもしれない。 保健所の委託か、それとも皮をとるのが目的なのか、うろついている犬をつれていってしまうのである。 使う道具は、棒の先に針金の輪をつけたもの、…

昨日の文章を書いてから、原作がいつごろ書かれたかが気になっている。 椋鳩十の本は小さい頃に読んだことがある。多分、赤い鳥文学賞を受賞したという、『マヤの一生』も、かなり前に書かれたものだろう。そのときの世の中の状況はどうだったのか。知りたい…