コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

火力発電所とのちがい

それにしても、わたしには、こういう事故が、火力発電所ではなく、原子力発電所でのみ頻発しているように感じる。
その原因はなんだろうか。
わたしがそういう印象を受けているだけで、実は火力発電所でも同様の事故が頻発しているのであれば、なにをかいわんや、である。至急、電力業界全体の管理体制を刷新する国家プロジェクトを発足すべきであろう。
逆に、わたしの印象どおり、原子力発電所でのみ、このような事故が頻発しているのであれば、原子力発電所には、火力発電所には多数存在する、施設を運用する技術をもったプロがいない、ということになる。
それは、考えたくないことなのだが、充分考えられることでもある。
原子力発電所は、まったく新しい方式を使用した施設であった。このために、技術者の選定にあたっては経験や判断力より原子力関連知識の有無を重視したとすればどうだろう。
原子力の知識は世界最先端だが、施設運用に関してはお寒いかぎりという技術者集団ができあがる。
もちろん、これはわたしの想像であることを強調しておく。
しかし、火力発電所原子力発電所のあいだには、技術的交流はないのかなぁ。