天才レオンハルト・オイラー
『素数に憑かれた人たち-リーマン予想への挑戦』(ジョン・ダービーシャー著)を読んでいる。五百ページちかくある大著。高かった。五百ページある数学の本を買ってしまうとは。魔がさしたのだ。
素数。1とその数自身以外に約数をもたない数。順にならべると、2、3、5、7、11、13、17、19、…。一見不規則にならんでいる。
この数のならびかたに、せめて個数に法則がみつからないか。偉大な数学者たちが挑戦してきた足跡を、伝記をおりまぜ解説してゆく著者の腕はみごとだ。日本にもこういう力のある科学ライターはいないものか。
いや実はいるのかも。いたら名乗りでてくださいね。
まだ途中であるが、今までにでてきた数学者の中ではオイラーがダントツにすごい。
オイラーの公式をごぞんじだろうか。
ここで、とおくと、
数学界の三大ヒーロー、ととがひとつの公式に入っている。美しい。
数学にくわしい人にはあたりまえかもしれませんが、いや、惚れてしまったよ。