コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

シャンパンの夜

東京都丸の内北口にあるオアゾ(おまけ1参照)の地下には思わずひょいと入りたくなるような飲食店が多い。
ここは地下鉄駅から二三軒めにある立ち飲みワイン屋さん、「ASSEMBLAGE(アサンブラージュ)」。
シャンパンがグラス一杯八百円から、つまみはすべて五百円(わたしが行ったときには季節もので一個三百円の生ガキがあった)。
つまり、しめて千三百円で本物のシャンパン(おまけ2参照)が飲める。あるいは千百円で白ワインと生ガキが楽しめる。
日本はいい国だ。うん。
【2006年10月28日 東京都千代田区

おまけ1

オアゾ」はエスペラント語で「オアシス」の意。
ちなみにエスペラント語では品詞ごとに語尾の母音が統一されており、名詞はみな"o"で終わる。ネコは"kato"、ネズミは"rato"、サムライは"samurayo"*1。ただし文のなかでは名詞は格変化*2するため注意が必要。たとえば「ネコがネズミを食べる」は"kato manĝas raton."で、ネコが主格(主語)、ネズミが対格(目的語)となる。

おまけ2

ここでいうシャンパンは当然シャンパーニュ地方でシャンパン製法によって作られたスパークリングワインのこと。店名の「アサンブラージュ」はシャンパン製法の一工程。

おまけ3

GoogleWikipediaのおかげで、「物知り」や「博識」は絶滅していくと思う。

*1:だから「イーハトーブ」はちょっと変

*2:その名詞の文中での役割が名詞自体の変化で示される。おおよそ日本語での「名詞+助詞」に相当する。「彼の」は所有格、「彼を」は目的格、など。以上の説明はあてにしないでください。