コールスロー

世界というジグソーパズルの1ピース

断片

一言

高野連騒動(いささか古い話ですが) 特待生制度が高校生らしくなくてイカンというならば、高野連はまず全国高校野球大会のテレビ・ラジオによる実況放送を禁止したらよいではないか。甲子園で活躍した投手に「なんとか王子」などとあだ名をつけて追いかけま…

おしりかじり虫

NHK「みんなのうた」2007年6月〜7月の曲だったが、あまりにも好評なので、8月〜9月も放送されているらしい*1。 「うるまでるび(http://urumadelvi.jp/)」という夫婦ユニットが作っている。 アニメの中に出てくるダンスの振付は南流石だ。 先日佐賀に行った…

わらわら?

出張中、上司とワインの話になった。 「ワラワラのワインって、有名なんだってな」 「ええっ?! 笑々がいいワインをだすなんて知りませんでした」 「いや、ワラワラはワシントン州の地名で、"Walla Walla"と書くの。いま評判のワイン産地だって」 「あ、なる…

東武野田線塚田駅近辺の飲み屋で聞いたこと二題

ある日、居酒屋のママが新人のパートさんに生ビールのそそぎかたを教えていた。 「この星のマークまでビールをついで、あとは泡になるようにするとちょうどいいの」 なるほど。 別の日(だったかその日にハシゴしたんだか)、スナックのママがお客さんに「そ…

ナス・インプロビゼーション

「あのさ、ジャガイモって、なに科の植物か知ってる?」 「突然なに? 知らないけど」 「ナス科なんだ。トマトもおなじナス科」 「へえ」 「だからね、ナス科の植物がなくなったら、イタリア人は大弱りだよ」 「あはは、そうかもね」 「ほかに知ってる? ナス科…

理由の物語化(あるいは、"Nothing is too late.")

四月からピアノをはじめた。 「大人のピアノはじめてコース」という教室で、まず「ドレミファソファミレド」を習った。「これじゃあ「さいたさいた」が弾けないじゃん」と思っていたら、先日やっとラが出てきて弾けるようになった。 ひとに「ピアノをはじめ…

モラトリアムじじい

ずいぶん前、NHKの「日本の匠」みたいな短い番組で、この道五十年という和ろうそく(原料は植物のハゼ)の職人を見た。 せまい仕事場の中には地味な黄土色をした作りかけの和ろうそくがずらりと並んでいる。まるで浅草寺かSMクラブのような風景の中、老人は…

おしらせ

(ピッ) あ、もしもし、オノウチさんのケータイでらっしゃいますでしょうか。わたくしクマガイカオリと申します。 えっと、今日ウエシマさんのほうに連絡のほうをいれたんですけれども、ウエシマさんのほうとお話ができませんでしたので、もしよろしければ…

五月バカ*1

バイリンギャグ ルート・ローテーション(Root Rotation) 根回し マグネティック・プレジデント(Magnetic President) 次期社長 オシロスコープ(Oscilloscope) 埋蔵金探知機 シンクロスコープ(Synchroscope) 開脚度測定機(防水型) 「エアー・ブライ…

今日の秀句2

昨日のエントリが好評だったため*1、またなにかおもしろい句はないかと伊藤園のサイトを見ていたら、第十七回新俳句大賞受賞作品(http://www.itoen.co.jp/new-haiku/17/taishou.html)のなかに傑作があった。 一般の部B(40歳以上)大賞受賞作品である。 なめ…

今日の秀句

「お〜い お茶」のボトルについている伊藤園「新」俳句を楽しみにしている。サラリーマン川柳(第一生命)とともに、二十世紀末の名企画だと思う。 「お〜い お茶」を買うとまず側面に印刷されている五句(500mlペットボトルの場合)をざっと読み、どれが一…

定義

立てこもり 銃をもった引きこもりのこと。 画像 かっぱ橋商店街のシンボル、ニイミの看板シェフ。2001年11月10日撮影。 おまけ 顔の部分。リアルだ。表情もいい。 おまけ2 しょこたん☆ぶろぐ - 回転寿司 サーモンたん、エンガワたん、たまご軍艦たんの寿司人…

やすみには帰ってきんしゃい

平成十九年*1四月十三日薄暮。新橋駅にむかう人ごみの中を歩いていたら、「……うん、仕事もがんばりよる*2けん」という声が聞こえた。福岡弁だ。 就職で九州から上京したばかりの女の子が郷里の母親と携帯電話で話しているらしい。 なんだかちょっとうれしく…

「ばってん」

ずいぶん前、栃木県に出張しタクシーに乗ったときのことである。 つれづれに運転手さんと話をしていると、北関東のなまりなのか、会話のなかによく「ハァ」という言葉がまじる。「それがハァ、……」という感じ。思いきって聞いてみた。 「あの、その「ハァ」…

やえもんとうちゃんは、頑固だがいさぎよいのだ

先日、のんさんのブログ「文春 くしゅん」で阿川佐和子さん(ファンです)が新幹線「のぞみ」の命名者であることを知った。 当時わたしも、新型の新幹線が登場すると聞いたときには、「こだま、ひかり、ときているんだから、それよりも速い名前じゃないとダ…

「Good Job」

「のだめカンタービレ」と「おいピータン!!」が読みたいがために「Kiss」を毎号買っていたのだが、ほかのマンガもちらちら読んでいると、「むむ、その身のこなし、じゃなくて、そのキャラ、そのストーリー展開、おぬし、ただものではないな!!」と思わずつぶ…

ユーモアは一日にしてならず

トイレで古雑誌を読んでいて、斎藤環という精神科医の文章に笑ってしまった。 二〇〇四年にアテネオリンピックが開催された際、アテネ市長が某テレビ局のインタビューに応じていた。私が最も感銘を受けたのは、「市長の趣味は?」と訊ねられたときの回答であ…

今日のダメ悟り

数週間前の日曜日、つれづれにテレビをつけたら*1、「題名のない音楽会21」でフォーク特集をやっていた。南こうせつが「学生街の喫茶店」を歌いはじめた。 懐かしいなあ、と画面を見ると、「作曲: すぎやまこういち」とある。 君とよくこの店に 来たものさ …

プライド

プライドをもつことは仕事をするうえでの必須条件である。自分の仕事にプライドをもっていない人の成果など思いえがくことはできない。形容矛盾だ。 しかし、プライドさえもてばいいというわけではない。大事なのはプライドのおき場所である。プライドを胸に…

微妙なそっくりさん

以前から、「「有名人の誰々に似ている」と言われるのはどんな気分だろう」とうっすらあこがれていた。 そんな機会は一生おとづれないと思っていたのだが、昨年から今年にかけて二回、ある有名人に似ていると言われた。 しかし、二度そう言われた今でも、わ…

寺内貫太郎と猪熊滋悟郎の共通点

寺内貫太郎はテレビドラマ「寺内貫太郎一家」(向田邦子脚本)の主人公、猪熊滋悟郎はマンガ「Yawara!」(浦沢直樹著)の主要登場人物。 どちらの名も実在の人名を合成したものである。 寺内貫太郎 姓は寺内正毅(陸軍大将)から、名は鈴木貫太郎(海軍大将…

首都圏に住んでいると実感するダメことわざ

風邪は天下の回りもの。 画像 二月二十二日にオアゾ丸善の前で遭遇。ギョッとした。

ドジでかわいいヤツ

技術文書に「可用性要件」と入力しようとしたら、「通う精養軒*1」と変換された。 「成りたち」と入力しようとしたら、「成田値*2」と変換された。 MS-IMEは京成電鉄のまわしものかもしれない、と思った。 画像 - 「吸引禁止」 ライターガスのボンベにあった…

偉大なる魂にささげる歌

はえぎわなんて きにしないわ サンダルだって だって だって おきにいり 断食 禁欲 だいすき 菜食 糸まき だいすき わたしは わたしは わたしはガンディ ひとり断食すると とっても ひもじい そんなとき こういうの かがみを みつめてわらって わらって わら…

「復活」二題

「新・お言葉ですが…」 さっき気がつきました。あわててお知らせ。 長らく『週刊文春』で連載された名コラムが、しばしの時を経てまさかの大復活! 仕込みはバッチリ、高島先生の「お言葉」を心ゆくまでご堪能下さい。 「まさかの大復活!」というのがいいな…

あるある詐欺

関西テレビのおわび自体もなんだかうさんくさい 3.番組で実験を行った8名の被験者について、放送では「中性脂肪値が高くてお悩みだった2人は、完全な正常値に!」とコメントし数字をスーパーしておりますが、コレステロール値、中性脂肪値、血糖値について…

おじさんの証明2 - CM編

その1 「メンズプラザアオキ洋服の青山」の近くを通りがかったとき、掲示してあるポスターに登場する、店員の制服を着た女の子に目をうばわれた。むちゃくちゃにいい。 背は高くないようだが、ショートヘアで、笑顔がクルっとかわいくて、遠目にみても発する…

「100年たったらみんな死ぬ」

リカ ウチのママもゆってた!昔は いい大学入れば、いい会社に入れて、一生安泰だったって。みんなソレ信じて、受験勉強してたって。あんたは生まれた時から、テレビやゲームがあって、なに一つ不自由なく育ったけど、そのかわり、確かなモノもなに一つない…

朗報

「ウィンドウズXP」のサポート期限、大幅に延長 マイクロソフト日本法人は15日、個人向けパソコン基本ソフト(OS)「ウィンドウズXPホームエディション」の利用者に、性能向上サービスをするサポート期限(09年1月)を大幅延長する方針を明らかに…

安藤百福さん亡くなる(享年九十六*1)

長寿・健康の秘訣は週1回のゴルフと毎日欠かさず食べるチキンラーメンであったという。 「インスタントラーメンはからだによくない」という、イメージだけの俗論が大うそだということを身をもって証明した人。 画像 御茶ノ水駅にて。 御茶ノ水で、お茶しよう…